2006-08-21

中小ITが出来る効果的CGM

18日のエントリ

低コストで中小ITを進化させる方法

※営業と企業イメージ(人材確保)は、話が混乱するので後日また。ヒントだけあげるなら、
  • Webからの集客・問い合わせを増やす
  • OSSへのコミットメント
の続きを書こうと思う。

CGM、要するに口コミとかBuzzマーケティングとかブックマークされて、Blogで取り上げられて、mixiでコミュできてしまえば効果の高い広告だよねというもの。

※お気づきでしょうか?噂のacronymタグを使ってみました。SEO的に。acronymって何?って人はこちらをどうぞ

ところで、人にWeb2.0って何?と聞かれたら、山本夏彦信者の僕としては、一言でスパッと返したい。
Web2.0=北風と太陽ですよ
と。
※しかしもうそろそろWeb2.0って使いたくない恥ずかしさがあるのだけど、なんだかんだでこれを使わないと検索されないし人が来ないんだなこれが。

お前は突然何を言い出すのかと脳みそを疑われそうだけど、個人的意見としては、「北風と太陽」の説話って説話ランキングというものがあるとしたら15馬身ぶっちぎりの第1位だと思うのです(なぜ単位が馬身?)。

どうだ便利だろ、すごいだろ、やすいだろ、かっこいいだろ、買え。

楽天で何のキーワードでもいいから検索してみたら、↑をオブラート掛けて大人の言い回しにした文章が並んでいる。いわく、職人が拘った高熟成酵母をうんちゃらかんちゃらに地場産の有機○○を使った××です。今なら限定お試しパックで送料無料などなど。

Web上だと90%の商材は自称拘りの究極の職人技らしい。もう何の素材を作ろうが、30年のベテランだろうが、有機オタクの素人おっさんだろうがどうとでも言い放題だ。

広告は広告のフリを隠してやってくる。
フリを隠すとは何かというとその代表的一例が、口コミです。Buzzです。CGMです。


なんでWeb2.0が集合知で、無料で、一般ユーザの行動や発言をDBに貯めるのか、というと広告だからです。

TVCMで「金の掛かった」「有名企業の」「あの芸能人が使われた」という権威のリプレースが「○○の傾向のある」「○千人の」「○○というBlogでも取り上げられた」「○○ではこの記事でサーバがダウンした」という権威なのです。

使いやすい、便利、無料、標準規格やマッシュアップでいろんな所に活用できて、アフィリエイトでお金も入ってくるうんたらは、これ、太陽なんですよ。


さて、閑話休題。
ここで中小ITのWebサイトを見てみると、要するに会社概要、そのうち地図と資本金だけ見ればいいとしか使われないサイトです。
ちょっと毛色がよければ、自社製品などがあって、見てくれもよければ印象はいいという程度が多い。

いろいろここで書いたように、地方中小ITは自社製品もなく、ただの人投げだったりするので、社長のオナニー(社名の由来という名の寒い語呂合わせなど)と地図と資本金。ウチの会社もまさにそれ。
※ださIT企業の社名語呂合わせって、みうらじゅんがいつか取り上げるんだろうなぁw

さて、何の蓄積もない地方ITの、今一番手っ取り早い営業になるWebサイトの作り方は、

BlogとJavaScriptソースとプチツールの公開です。

Blogは、ドキュメントが比較的書けるPGに今日はまったことを何でもいいから解決法書け、と指示する。
あと、おいしいのがインストールレビュー。
かぶるかぶらないは気にしない。例えばRuby1.6.1 to Linux&Apache1.3の記事があれば、Apache2.2の記事を書けば重宝されます。

JavaScriptやprototaypeのサンプルもおいしい。例えば以前の職場でアップさせた某GUIカレンダで日付入力できるなんてのは、いっぱいアクセスが取れたし、いまだに雪だるま状に増えているそうです。
プチツールもしかり。

これで、ブックマークを取れます。SBMでもおいしいし、ブラウザブックマークに入れられたりしたらもうそいつは常連ですよ。
誤謬があるが、アクセスが稼げたら、あとはどう金につなげるかはどうとでもなる、というのがWeb2.0世界のビジネスなんで、そのBlogなりサンプルを置いているページから「AjaxUI請けます」をフューチャーすればいい。

今Ajaxでちょっとはまってて検索したら日本語でサンプルと解説があるなんてたすかるわー

なんていうPGなんて3万人はいるんじゃね?(ぉ

そこからPMなりに伝わって孫請けから子請けになるのは比較的楽だし、延びてるベンチャだったらいわゆる「くず仕事」を「事務所通さず」で紹介してくれたりって普通でしょ?
それでもIT土方で水道管工事している孫請けや人投げにとってみれば、そのくず仕事すら「エンドユーザ直」の受託案件で、仕様も自分たちで定義できて、自己技術の蓄積に使える宝の山なんですよ。


そんなに巧くいくか?
という疑問もあるだろうけど、ソースやツールをOpenにするなんて、ほとんど手間掛からないでしょう?
自社サイトがSEO的にクズでも、外部Blog使えばSEO的にまぁ優秀だし、はてなで作ればCGMもある程度ほっといても出来てしまう。

技術系Tipsは、ココを読んでくれる方のほとんどが探したことあると思うけど、結構意地になって探すから結構マイナなところに救われたりしますよね?


毎日コツコツ、

  1. 小さなTipsでいいから書く
  2. あまりたいしたこと無いけど便利な人には便利かもというツールは公開する
  3. 差しさわりのないJSは公開する
  4. 飾れそうならそれをオープンソースと言い切ってしまえ
これがどれだけのアクセスと、企業認知度と企業イメージを上げるか?少なくともその足掛かりになるか?が、人投げで満足している中小IT土方の上層部は理解できないだろうか。